第3章 壊れちゃってよ
そして久しぶりのカルマとデート。
私とカルマは、手を繋いで遊園地に来ていた。
貴方「なに乗る?」
業「じゃあ、あれなんかどう?」
貴方「ジェットコースターね!カルマセンスいい!行こう?」
業「ちょっ!引っ張るなよ。美雨。」
わぁい。特等席~。
貴方「やったぁ。特等席。(*´∇`*)」
業「よかったね~。」
始まった。カタカタと登っていく。
貴方「殺せんせーよりは、速くないんじゃない?この前、映画館連れていってもらったじゃん。マッハで。」
業「当たり前じゃん。あれより速かったら死んでるよ。」
すると下へ下がった。
業「はやっ!」
貴方「ひゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
終わるとスッキリした顔で出た。
貴方「楽しかった!」
業「だね~。じゃあ今度は、あれね?」
お化け屋敷。
私は、お化け屋敷が大の苦手。
怖がりなんだよ~。・・・(;´Д`)
業「入るよ?」
貴方「う、うん。」
カルマは、意地悪だったことをすっかり忘れていた。
お化け屋敷に入るとカルマの腕にしがみついて目をつぶっていた。
業「そんなに怖いの?」
貴方「だってだって。怖いよ~。」
叫んで泣いて出てきた。
業「すごい声。」
貴方「うぇ~。」
業「ごめん。やり過ぎた。そんなに苦手とは知らなかった。」
貴方「カルマぁ~。」
私は、カルマにまだしがみつく。
カルマは、私の背中を撫でてくれる。
泣き止むとカルマは、私をベンチに座らせた。
業「飲み物を買ってくるよ。変な人についてっちゃダメだよ?」
貴方「着いていかないよ!子供みたいに言わないでよ。小悪魔!」
業「すぐに戻ってくる。」
スルーされた。
でも変な人に絡まれるほど可愛くないから大丈夫。
私は、待っていると私に影がかかった。
顔をあげると見知った顔があった。
貴方「高樹勇馬くん。」
勇馬「やぁ。こんにちは。美雨ちゃん。」
貴方「奇遇だね。高樹くん。そういえば高樹くん。それ変装?」
勇馬「うん。まぁね。」
貴方「プッ。バレバレだよ。」
勇馬「そうかぁ~。」
笑っていたら6人の不良が来た。
不良「よぉ!有名人お二人さん。男の方金あんだろ?出せよ!」
勇馬「なに?君たち。」
不良「川神美雨ちゃんは、こっちな?」
貴方「いや!離して!」
すると。