第3章 壊れちゃってよ
次の日。
早めに寝たお陰で体が楽になって熱もひいた。
私の隣にカルマがいる。
だけど顔が赤い。
うつっちゃった!?
業「ん。あれ?美雨?/////」
貴方「カルマ。大丈夫?」
業「なんかだるくて。/////」
貴方「うつっちゃったんだよ!私が1日中看病する。」
業「ありがとう。/////」
貴方「ご飯食べれる?」
業「食べたくない。/////」
貴方「ダメだよ!食べないと元気になんないよ!」
お粥を作って持ってきた。
貴方「起きれる?」
業「ん。/////」
カルマが上半身を起こした。
私は、お粥をスプーンですくって息を吹き掛けて冷ました。
カルマの口元へ近づけた。
貴方「熱くないよ?はい。口、開けて。」
カルマが口を開けたからお粥を入れた。
それを繰り返した。
貴方「殺せんせーに電話しなきゃ。」
殺せんせーにカルマが熱で休みで私が看病で休みと連絡を入れた。
母「美雨ちゃん。悪いわね。カルマをよろしくね。」
貴方「はい!行ってらっしゃいませ!お母様。」
お母様が家を出てからカルマの額のタオルを替えた。
カルマは、寝てくれない。
貴方「カルマ。寝ないと治らないよ?」
業「眠れない。/////」
いつもは、強引なカルマなのに今は、私の服の袖をギュッと握って弱々しく引っ張っている。
貴方「お薬飲まないと。」
薬を飲ませてカルマを見た。
業「一緒に寝よ?/////」
貴方「いいよ。」
カルマの布団の中へ入ってカルマを抱き締めた。
カルマが寝たのを確認したら私も目を瞑って眠った。
起きると3時だった。
玄関のチャイムが鳴ったから出ると。
渚くん、カエデちゃん、メグちゃん、桃花ちゃん、前原くん、磯貝くんがいた。
渚「カルマくん。大丈夫?」
貴方「うん。少しは、落ち着いたから。あがって?」
部屋へ案内した。
カルマの額のタオルは、乾いていたから取り替えた。
貴方「まだあるかな。」
磯貝「大変だな。カルマ。」
貴方「私のせいなんだよ。昨日の撮影の時に早めに体調が良くないって言わなかったから。カルマが私にキスをしちゃって。うつっちゃった。」
茅野「美雨ちゃんのせいじゃないよ。」
矢田「そうだよ!」
貴方「カルマ。」
お粥を作ってきたけど起きる気配が全くない。