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俺だけ見ててよ[赤羽業][18禁]

第3章 壊れちゃってよ


次の日。

貴方「寺坂くん。何をやってるの?」

寺坂「見てわかんねーかよ。縛り付けてんだよ!」

貴方「なんで?」

寺坂「昨日、コイツのせいで酷い目にあったしよ!動けなくしてやろうと思ってよ。」

貴方「ダメだよ。酷いよ。」

寺坂「うるせぇな!お前は、黙ってろ!」

突き飛ばされてカルマくんにぶつかった。

貴方「いっ、た~。」

業「大丈夫?美雨。」

貴方「うん。カルマくん~。(。>д<)」

業「よしよし。寺坂~。俺の彼女突き飛ばすとか~。調子のってんの?」

寺坂「うるせぇよ!コイツが邪魔すんのが悪いだろ!」

私は、カルマくんの胸に顔を埋めた。

業「で?女子を突き飛ばすなんて最低なんじゃない?美雨が泣いてるよ?」

片岡「あ~あ。寺坂くんが美雨ちゃん泣かせちゃった。」

カルマくんは、私の背中をポンポンと優しく叩いては撫でてくれる。
カルマくんの優しさが身に染みる。
やっぱり大好きだよ。カルマくん。

業「落ち着く~。」

貴方「私も落ち着く。」

業「いい加減さぁ。カルマって呼んでよ。」

貴方「カルマ?」

業「最初は、呼んでくれたのに徐々にかけ離れてるような感じなんだけど。」

貴方「ごめんね。カルマ。」

茅野「美雨ちゃん。大丈夫?」

貴方「うん。大丈夫だよ?」

そして1日中拘束されていた自律思考固定砲台。
家でカルマとイチャイチャしてた。

業「甘えん坊だよね?美雨は。」

貴方「エヘヘ。カルマだから甘えられるんだよ?」

業「可愛い。大好き❤」

リップ音を立てて私とカルマの唇が重なる。
カルマは、私の手を握って指を絡ませる。
私は、今カルマの膝の上にいてお姫様抱っこのようになっている。
だからバッチリカルマの顔は、見えている。
すると私の携帯が鳴った。

貴方「ごめんね。カルマ。」

業「いいよ?すぐに終わらせて?」

私は、降りてカルマから離れて携帯を取った。
見るとマネージャーさんからだった。

貴方「もしもし?どうしたの?裕璃さん。」

裕璃『次の休日。撮影だからね?覚えてる?』

貴方「覚えてますよ!確か、ドラマですよね!」

裕璃『そう!あの有名な俳優が来るからね?』

貴方「はぁい!」

裕璃『じゃあね。』

貴方「御休みなさい。」

電話を終わらせてカルマに近寄った。
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