第2章 愛してるから離れない
そして有希子ちゃんのご希望で祇園に入っていった。
人気も少ないし目立たない。
少し暗いけど。
業「ここでイチャつくってどう?美雨。」
貴方「やめてよ!カルマくん。」
すると不良が出てきた。
高校生だ。
カルマくん?
業「美雨。下がって。」
だがカルマくんは、負けてしまった。
何故なら私達が掴まれているのを見て警戒心を緩んでしまってスキを付かれて殴られてしまった。
うつ伏せになったカルマくん。
勿論、ふりだ。
貴方「カルマくん!」
高校生「川神美雨じゃん。どっかで見たと思ったけどな。こんなやつと付き合って。中坊よりも少し大人の俺達と遊んだ方がいいぜ?」
貴方「カル、マ。くん。」
なぜか力が緩んでそのままプツリと糸の切れた操り人形のように膝をついた。
そのまま意識を失い始めた。
どんどん闇へと変わっていった。
目が覚めるとソファに寝かされているのが分かった。
起き上がってから気づいた。
真っ暗だ。いや、違う。目隠しされている。
口をガムテープで張り付けている。
腕は、後ろで組まれて縛られている。
足も縛られている。
なにもすることができない。
会話が聞こえてきた。
高校生「もうそろそろ。可愛がってやるか。起きたんだろうしな。川神美雨ちゃん。」
すると破ける音が聞こえた。
制服を破かれている音。
抵抗したいのにできない。やめて。カルマくん以外に見せたくないの。
するとスースーしてきた。
ヤバイ。下着になってる。上半身だけ。
高校生「ヤベェ。こんな体の女はじめてだ。」
助けて!助けて!助けて!
カルマくん!
その時、声が聞こえた。
そのあとに音が聞こえた。
すると目の前が明るくなって赤色の髪が見えた。
私の一番会いたかった人。
業「ごめん。遅くなった。守れなくてごめん。」
私の口についたガムテープを優しく剥がしてくれた。
カルマくんは、私を抱き締めてくれた。
涙が溢れた。
そして零れ落ちる。
業「怖かったでしょ?苦しかったでしょ?もう大丈夫。俺がいるから。」
貴方「カルマくん。怖かった。」
カルマくんの胸に顔を埋める。
私を縛っていた紐をほどきながら言う。
業「俺のを貸すけど前が見えるよね?シャツがある。これで隠せるね?」
カルマくんからシャツを受け取って着た。
カルマくんの顔が赤い