第4章 絶対に言わない。
それから点滴生活が続き食事もやっと普通の食事がとれるようになった。
医師は、過度のストレスと恐怖からではないかと言っていたけれど。
徐々に見えるようになってきた時
「ユーリ~目どうだぁ~?」
こののんびりした声…おそ松だ。
「おそ松…大丈夫!徐々に見えてるから、さっきも先生に大丈夫そうだって言われたよ。おそ松こそまた事務所抜け出してきたの?チョロ松兄さんに怒られるよ…?」
「ユーリのところだって言ってあんから大丈夫~」
そういうと、おそ松はおでこにキスを落とす。
リップへはちゃんと目が見えるようになってかららしい。
そーゆう変なところは固いんだな…と思いながら笑うと
「何笑ってるんだよユーリ~オレなんか変?」
「おそ松が変じゃない時なんてないでしょ」
笑いながらずっとこのままでいたい
「ユーリ愛してる」
「おそ松…あたしも。ずっとおそ松と一緒に居たいよ」