• テキストサイズ

【NARUTO】人狼といっしょ。

第4章 少しの歩み。



「旦那様!?えっ旦那様!?な、なぜ!?」
ぼーっと茶の間に、顔を出すとが真っ青な顔をしていた。おはようと、言えばおはようと、返しテーブルを見ると綺麗になっている。
「あれ?朝ご飯は?」
ふるふる震えていた。
「大遅刻ですよ!」
は狼の姿になり、お弁当カカシに投げつけ背中にカカシを乗せる。
「あなた昨日明朝任務だと仰っていたじゃないですか!捕まってくださいね」
「あ………忘れてた」
「しっかりしてくださいませ」
あ・うんまで数分でつくとは狼の姿のままオビトとリンに頭を下げていた。
「すみません、もう行ってしまわれたものだと思っていたので」
「が謝ることじゃねぇよ」
「そうです、さんが謝ることじゃ無いですよ!カカシが悪いんですから」
「、お前こんなことも出来るんだね」
「サクモ様しかしたことはありませんよ、そんな事より間に合いますか?」
「別の班が行ってるから、俺達はそっちを行くんだ」
しゅんと耳を垂らす仕草にリンとオビトは手を後ろにして指を動かす。
さ、触りたい!
上目遣いで申し訳ございませんと呟く。シュンとして俯くの頭を撫でる。
「ありがと、助かったよ」
耳を上げ尻尾をくりんと、地面をはらうとオビトとリンはハァハァと言いながらに飛びつく。
の少し固く手触りがいい毛を撫で回す二人を見てカカシは額を抑えた。
「だ、旦那様っ」
「んー?」
「きゃあぁっ!?」
「んんんんっ肌触りっ」
「もふもふもふもふ」
「あ、あの、ご勘弁を!」
「あははは」
数分すると、カカシは二人をつかむ。
「はい、おしまい。」
ボロボロになりくたり、座り込んだまま安堵をしていた。
「も、もう少しだけー!」
「だーめ」
「が狼の姿になるのは珍しいだろ!少しだけ!」
「お前、この間とキスしていただろ?ん?」
「あ、あれは、処置だから、その」
「はいはい、おしまい、ほら、任務だよ」
はくりんとした瞳で見上げているのを見て鼻にキスをする。
「行ってくるよ」
「はい、皆様お気をつけてくださいませ。」
三人を見送り、はあ・うんの外を眺める。
風が巻き上がり、ふと、立ち上がる。
/ 264ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp