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【NARUTO】人狼といっしょ。

第4章 少しの歩み。


ある日の昼下がり。
余りにも早く終わったため、こっそり中庭から茶の間に行こうとすると驚いた。
茶の間の前で座布団を半分にして昼寝をしている。
尻尾をふさっと180度振り回し、耳がピクピク動いてるの後ろにオビトがいた。
「…………」
黙って睨みつけるとだらだらと汗を流し視線をそらす。
を抱き上げ、少し重くなっている事にホッとする。
彼女の部屋にゆっくりと向かう。
「ん…だん、なさ、ま?」
「起してごめんね、こんな所で寝てたら虫に刺されるよ」
「もうし、わけ、あり、ま、せ、ん」
うつらうつらしてくたりと胸に寄りかかったかと思えばぱちりと目を開け、真っ青にして耳を両手で覆っていた。
「あ、あの、す、、すみま、すみません」
「俺の声うるさかった?」
「いえ、あの、不愉快にさせ、させて」
「耳が?可愛いじゃないの、その耳と尻尾。今度触らせてくれる?」
どーなってるのそれ、とまじまじと耳をみるとが手を離し、顔を近づけ口布を人差し指で下げる。
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