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【NARUTO】人狼といっしょ。

第4章 少しの歩み。


「、熱中症で倒れたのよ?あんた、聞いてないの?」
「……」
聞いてないと言いたくなかった。
熱を帯びた瞳でイタチを見つめるのを思い出したから。
感謝と愛情を込めて。
「、手伝うから少し休んでなさい」
「あとは、味噌汁を温めるだけなんで大丈夫です」
「なら、アスマ隣の部屋からイタチ呼んで来て、ほらカカシは皿並べて」
「わ、私がやりますから」
「使えるものは使うべきよ」
「はいよ」
「、どの皿並べたらいいの?」
「あ、ああっわた、わたしが」
困る姿を紅は笑ってみていられる。
俺はまだ、わからない。
距離感も自分の心も。
 
 
 
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