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【NARUTO】人狼といっしょ。

第3章 怖いほど。


クスクス笑うと、火を止めて鍋を混ぜていた。
「イタチさんにはよく躾をされいましたし、教養はイタチさんからが多いですね。あとはもっぱら小説ばかりですけども…」
の後ろ姿を見つめて揺れるワンピースの裾と髪の毛を見つめた。
夕食の出来る香りがなんとも食欲をそそる。
「はい、ナルトーお皿並べてくださいな」
「はいはいっ」
つまみ食いをさせてもらうと現金にもちょこまかと動くナルトを見てに関心をする。
ご飯はキラキラと輝き相変わらず美味しそう。
肉じゃが、味噌汁、漬物と運ばれてふと手元に箸がないことに気が付く。
「、箸ほしいな」
「それくらい自分でとれってばよ」
「あら、申し訳ございません」
そう言って箸をとってくれる姿。
いつまでも見つめていられる気がした。
お待たせしましたと言う表情を見てありがとうと言葉が無意識に出ていた。
三人で食べる夕食は賑やかで、悪くなかった。
カカシの悪口を言うナルトをうんうんと聞きながら時々聞き返す。それだけでペラペラと喋るナルトは楽しそうだった。
お茶やお水やとは動いてはいたが、ナルトは母親に話を聞いて欲しがる子供のようだった。
親愛しているんだ。
ちらりと視線をくれてはご飯茶碗や湯呑の進み具合を確認していた。
ナルトの手元をちらりと確認して同じことをしているのだと気が付く。
は小さな器のお粥をちょこちょことレンゲで救いながら食べていた。
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