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【NARUTO】人狼といっしょ。

第6章 XXXXXXX回目のやり直し。


「今も僕は思っているよ、。」
「あと何万回繰り返せば、私は幸せになれるのですか、あと何度苦しんで死ねば報われるのでしょうか、あとどれだけ、あとどれだけ微笑んで耐え忍べば普通の人のように恋を愛を知ることが出来るのですか」
「もう、いいよ。僕も探すよ、だからそんなに一人で抱えなくていいんだよ」
「おかあさん殺したのにっお父さんころしたのにっなんで…なんでだけ、っ生かされるの?死んだほうがましだった」
あぁ、カカシも少しでもそんな事を思わせてしまっていたのだろうか。
こんな時にちらりとカカシを見る。
そうだ、ここのカカシは知らない。
「それでも、は探すよ、きっと、愛情や幸せを必死で探すよ」
サクモの胸にしがみつき嗚咽をしながら泣きじゃくっていた。
その姿にさらりと髪の毛は流れ、小さな肩は震えていた。
何度もこの身体は死んだ、何度も死んでしまった、何度も生きることができず、幸せとは何かの答えさえ見つかりもしなかった。
いつも鎖に繋がれ、ただその中で駆けずり回るだけ。
「手伝うよ、もし、今回がだめなら、一緒に死んであげるよ」
顔をあげる。
素早く正座をして平手をする。
乾いた音が響く。
「貴方と私はちがう、私は守ってもらう必要も無ければ道連れになってもらえるような価値がある人でもないです。やり直しするだけですから。できなくなればただのタイムアウト、それだけの人です。あなたのような重みのある人生ではないです。」
無意識に線を敷いていく。
は辛そうに痛そうに。
「僕もそれでいいよ、もう一人で悲しませないよ」
「あなたには…!!カカシ様っていう立派な息子さんがいらっしゃる、彼を置いていく等もうしない。優しい人だから」
カカシはまっすぐとを見据えていた。
「でも、今度死ぬときは…サクモさんの近くがいいですね」
小さな願い事。
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