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【WJ】短編 -2-

第5章 【裏】糖度100%/爆豪勝己


「ンな顔すんじゃねえよ。萎えんだろうが。」


 無理矢理されてるのに、笑える訳ない。萎えたのならそこでやめてくれたらいいのに。そう思ったのに、私のナカに入った爆豪くんのモノは、爆豪くんの言葉とは反対に大きくなったような気がした。


「私の事が嫌いだからって、あんまりだよ…。」
「嫌いな奴とこんな事するかよ。」
「え?」
「動かすからな。痛えのは気合いでどうにかしやがれ。」


 無茶苦茶な事を言った爆豪くんは、私の口に噛み付くような強引なキスをすると、宣言した通り、腰を打ち付けてくる。貪るような激しいキスに徐々に痛みが緩和されていった気がする。爆豪くんが腰を打ち付けている間もずっと唇は爆豪くんの唇によって塞がれていた。その隙間からくぐもった声が漏れる。
 あ、ヤバい…!なんかくる…!そう思った瞬間、先程同様、体が小さく震え出した。それに呼応するように爆豪くんの腰の動きが速まる。


「ん、っ…っ!」


 ぎゅっと爆豪くんのモノを締め上げ、初めてのセックスで絶頂に達してしまった。
 私も年頃の女の子だし、初めてのHはどんな風になるのかと想像した事だってある。でも、その想像は、いつか出来るであろう彼氏と、彼氏の部屋で甘く蕩けるようなモノであって、決して、友達(爆豪くんが私を友人として見てくれているかは不明だが)と、学校で、強引なHでは無かった。まさかこんな形で処女喪失する羽目になるとは思ってもなかった。


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