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貴方に有難うの言葉を〜沖田総悟ver.〜(完)
第10章 帰り道の途中で(2)
"独りでなんとかしなきゃ"とあの頃から…
中学生の頃からずっと思っていた。
大切な人達を傷つけないために…
だけど結局、私は…
《黙り込んじゃったよ、この子?》
<本当になんなのよ、アンタっ!!>
そう言って一人の女子がまた私を蹴り付けた。
「ッ…!?」
(本当に何で私がこんな目に遭うの? …ねぇ、誰か助けてよ…)
そんなことを思った私の頭に浮かんできたのは
銀八先生の"あの言葉"だった。
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