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【彩雲国物語】彩華。

第1章 彩華。


夜空の無数の光の粒よりも多く巡って。

愛して。

巡って。

愛した。

どれだけの愛を、どれだけの苦しみを抱えて、心を減らして生きてきたのか。

いつの日からか、愛は与えるだけのものになっていた。
どうせ別れるのだ、愛など信じては心が痛む。
痛いのは、辛く悲しい。
そして、救えなかったことを益々ただ、しっかり後悔させてくるのだから。
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