第8章 最初で最後の夏
「俺のが落ちたら終わりって事っスか?」
「うん‥」
そして涼太の線香花火が落ちた
黄瀬は里奈を強く抱きしめた
「未来に戻れない理由は恋をしたから‥涼太ありがとう。皆さんもありがとうございました」
「恋?」
里奈は頷いた
「涼太が好き‥」
「俺も里奈っちが‥」
「ありがとう」
そして里奈は消えてしまった
「‥里奈さんはきっと僕達を見守ってくれていますよ」
黄瀬は頷いた
「赤司くんお邪魔しました」
「あぁ気をつけて帰るんだよ」
新幹線に乗った
「黄瀬大丈夫か?」
「今はそっとしときましょう」
「なぁ緑間‥ん!?」
「どうしました?火神くん」
緑間はアイマスクをつけて寝ていた
「アイマスクが‥パンダだぞ黒子‥緑間がパンダ!!」
ここで黒子は誰か足りないことに気づいた
「そういえば青峰くんがいませんね」