• テキストサイズ

黒子のバスケ〜カケラを集めて〜

第8章 最初で最後の夏


「黄瀬最後は線香花火やるのだよ」

「はい里奈っち線香花火っス」

「ありがとう涼太」

里奈は寂しそうな表情で線香花火をみつめた

「里奈っち?」

「この線香花火がおちたら私も終わり」

「え?何言ってるんスか?」

黄瀬は驚き里奈を見つめた

「夏休みの間だけっていう約束だしね‥」

「そんなの嫌っス!里奈っちとずっと一緒にいたいっス!!」

黄瀬は線香花火が落ちない事を祈った

「未来からきた私が現代にきたら歴史は変わってしまう。だから消えるの。それにもう未来にはもどれないから‥」

「え‥戻れない?どうして‥」

黒子と赤司の線香花火は落ちた

「火神くんのも落ちそうですね」

「俺も落ちたのだよ」

「私のも‥落ちゃった‥」
/ 53ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp