第8章 最初で最後の夏
夏休み最終日
「俺らもう帰ったほうがいいんじゃねぇか?」
「安心しろ明日の朝早くにはつくだろう。敦は1番遠いからな‥どうする?」
「もう帰るねバイバイ」
「紫原さんありがとうございました」
里奈は頭を下げた
「あ‥里奈ちんいい匂いするから抱きしめていい?」
「え?」
紫原は里奈を抱きしめた
「ありがとう里奈ちんに会えて良かった」
紫原は帰っていった
そして夜になり花火を始めた
「どう?綺麗?」
里奈は頷いた
「初めて花火したよ涼太」
「そっか‥良かったっス」
黄瀬は微笑んだ
「楽しい思い出をありがとね涼太」
「里奈っち?」
「‥夏休みはもうおわりだから‥」