第6章 誘拐
「里奈様‥帰りましょう」
「嫌だ!!」
「またお父様に怒られますよ?」
里奈は下を向いてしまった
「里奈様!!」
「‥お父様がバスケが消えるっていうのはウソ何でしょ?」
執事は驚き目を見開いた
「何が目的かは知らないけど‥」
すると執事は里奈の腕を掴んだ
「私の顔をみたことはありますか?」
「え?さっきだってみたけど?」
すると執事はお面を外した
「え‥お面!?」
その顔は黄瀬だった
「な‥なんで‥」
「黄瀬涼太が未来へきたとき危なかったんですよ?私が消えてしまう可能性があったんですから」
里奈は座り込んでしまった
「里奈っち!!」
「涼‥太‥」
里奈は泣いていた