第8章 異変と喧嘩、勝利の意味
「試合終了した時、どんなに相手より、多く点を取っていても、嬉しくなければ、それは『勝利』じゃない…!」
その言葉に、ハッとする火神
「勝った時、嬉しい方が良いに決まってるわ」
その言葉を聴き、ホッとしたチームメイト達
「……はいはい。仲直りした事だし、その頬、治すよ!」
舞花は、救急箱から使う物を出していた
「はぁ?良いだろう、後でも」
「だ~め!」
「此処は、やって貰いましょう。火神君」
火神は、渋々手当てを承諾した
「ったく、何で……」
「自業自得でしょう」
「火神君。白瀬さんに任せておけば、大丈夫ですよ」
黒子は、クスクス笑いながら、答える