第7章 星座占いと誠凛対秀徳
「そうですね…。王者でスタメンに入っていますからね。しかも、1年で。それなりの実力があると見ても、過言ではないでしょう」
王者でスタメンになる者は、ごく一部
更に、1年でスタメンとして出るのは、到底無理な話
キセキの世代、緑間真太郎を除けば
「(キセキの世代だったら、まだしも、1年でスタメンに出るなんて、注意した方が良いわね)」
一方の試合は、黒子が日向にパスを出す所だった
「残念だったな、黒子」
バチッ!!
「なっ……!(そんな、まさか!?)」
舞花は、驚いた
いや、舞花だけではない
誠凛全員が驚いた
何故なら、誰も弾く事が出来なかった黒子のパスを、高尾が弾いたのだ