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集いしキセキとバスケ

第3章 練習試合・誠凛対海常



誠凛のスタメンに、影が薄いヤツが、と言う騒動(?)は収まり、

試合は行われた

「(………あららら~~~~~~!?)」

試合が始まり、直ぐカントクは焦った


幼い頃から、選手の肉体とデータを見続けてきた彼女の目には、身体能力が全て数値で見える

今回は、ユニフォームの上だから、大体の数値だが、その数値は高かった

「(コッチも、黒子君と火神君がいるとはいえ…、あの2人の力がどこまで通用するか…!?)」

「はぁ……。カントク、少しはルーキーズを信じてあげて下さいな」


「ッ!!」

その声にハッとしたカントクは、声を発した舞花の顔を見た

舞花は少し、苦笑していたが、直ぐにそんな迷いの顔は、なくなった

「まぁ……、カントクが思う通り、レベル的には向こうが高いです。けど……」


「っし!」

試合は、海常ボール

4番の主将、笠松がボールを持った

「んじゃまず、一本!キッチリいくぞ!」

「伊達に、6人目(シックスマン)と呼ばれていないですよ。少なくとも―――……」


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