第3章 練習試合・誠凛対海常
「オレを引きずり出すことも出来ないようじゃ…
『キセキの世代〈オレら〉』倒すとか言う資格もないしね」
「「「…………」」」
これは、ある意味黄瀬の……否、キセキの世代の宣戦布告である
その内、更衣室に案内される事になった
「アップはしといて下さい。出番"待つ"とかないんで…」
「あの…、スイマセン。調整とかそーゆーのは、ちょっとムリかと…」
黒子は黄瀬に、カントクは武内にそう言うと、こう付け足し、更衣室に向かった
「「そんなヨユーは、すぐになくなると思いますよ」」
「何だと?」
「…………」
その言葉に反応する武内
そして、不敵に笑う黄瀬
それから、しばらく
「それではこれから、誠凛高校対海常高校の練習試合を始めます」
誠凛対海常の試合が、行われた