第14章 青峰の実力
ふとそこに、レモンを食べていない黒子に火神は気がついた
黒子は、要らないと断る
前半ずっと出ていた黒子は、一度戻すが、栄養補給はしっかりとらなければいけないと、カントクが注意する
その事に関して、黒子は
「後半も…、このまま出して貰えませんか」
と発言する
突然の事に、皆驚く
確かに、青峰がいる中、黒子を抜いたら、戦力ダウンは否めない
しかし、フルに活動出来ないミスディレクションは、一度引っ込めないと、その効果は、再度発揮されない
みんなが反対する中、黒子は出たいと望む
「いーから、食って引っ込めよ。ばか」
火神は、カントクの丸ごとレモンを黒子の口に詰め込む
「バスケは1人でやるもんじゃねーって、言ったのお前だろ!任せとけ」
そう黒子に宣言する火神
その光景を見ていたカントクは、火神の意見を尊重し、黒子を1度控える事にした
「とは言え、取り返しがつかなくなったら、意味がない。危なくなったら、何時でも出れるように、準備しててね」
その言葉に頷く黒子
「レモンでも食べて」
「え」