第13章 決勝戦、当日
「相手が"見えてる"選手なら、研究しやすいけど、見えにくい選手なら、何をするか分からない」
あくまで、一時のものだが、情報を読みにくくするには、適している
そうしてる間に、第1Q終了
点数は、4点差まで縮めた
今回は、黒子と火神を中心に攻める事になった
日向達、2年生達は"1年分"黒子達より多く研究されている
それだけ、情報の精度が上がる
しかし、予測困難な黒子、発展途上の火神なら、情報のウラをかける可能性があるのだ
そのような策が効をそうしたのか
第2Qでは、火神が得点を決める
「オマエは!ダンクしか、せんのか!」
「だが、ナイスだ。バカガミ!!」
「決めたのに!?」
何故か、先輩から頭を叩かれる火神であった