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集いしキセキとバスケ
第13章 決勝戦、当日
「すまんのー。アイツおらんと、ウチも困るんやけど…」
すると、話を聴いていたのだろう
桐皇のキャプテンらしき人物が謝罪した
「後半あたりには来るで、せやから、ウチらはまあ…、前座や。お手柔らかに頼むわ」
物腰の良い選手
だが、その人物に舞花は、違和感を持った
「(優しそうな人…。けど何だろう、この違和感)」
何か裏がある
そう確信した
「それではこれより、誠凛高校 対 桐皇学園高校の試合を」
いよいよ試合の火蓋は
「始めます」
切って落とされた
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