第13章 決勝戦、当日
そして、その日の時間は流れ、金曜日の夕方
「…そろそろ時間よ。全員、準備は良いわね!?」
カントクも気合いが入る
それと同時に、何故か小金井にハリセンビンタを与えていた
「絶対勝つぞ!!誠凛ーーー」
「「「ファイ!!オオ!!」」」
誠凛の控え室は、気合い十分だった
そのまま、試合する体育館へと移動する
ウォーミングアップをする中、火神が桐皇を見て、ある事に気がついた
「あの、青峰は?いないんすか」
そう、青峰がその場にいなかったのだ
疑問に思った火神は、桐皇の選手に声をかけた
すると、
「遅刻だよ。あの自己中(ジコチュー)ヤローは」
「なっ…!?」
「……!?」
どうやら、青峰は遅刻らしい