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集いしキセキとバスケ

第13章 決勝戦、当日



「ほら、真太郎。笑って笑って!」

「無理を言うな!」

中学時代のある日

その日は、その年で一番の桜の見頃だったらしく、とても綺麗だった


「せっかくの桜日和なんだからさ~」

帰宅途中、偶々持っていたカメラで写真を撮ろうと言う事になった

「だからと言って、何で俺まで……」

「良いじゃん!記念に、さ」

ブツブツと文句を言う真太郎


私は、文句を言う真太郎の腕をグイッと引っ張る

今思えば、コレが最初で最後の写真だったかも知れない



私達



"3人"の――――……




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