第12章 決勝リーグ初戦相手、決定
「……止めましたよ。けど、私が火神君と会う前からバスケしてましたし、アイツに会った時も……」
「アイツ?」
「………青峰、大輝です」
「「「「「!!?」」」」」
驚愕した
火神と舞花は、既に青峰に会っていたのだ
「最初火神君は、青峰からの挑発を断ったんです。けど、青は……」
舞花は土曜日にあった事を全て話した
「そんな事が……」
「黙ってた事は、謝ります。ごめんなさい。けど、黒君にはどうしても……」
「黒子?何でまた」
言おうか、言わないか
迷った末、舞花はゆっくりと発言する
「青は中学時代、部のエースでした。しかし、それと同時に、黒君とのバスケの相性は、とても良かったんです」
「黒子君と相性が良かった……」
「何か、今の火神みたいだよな!」
小金井の発言に、舞花はコクリと頷く
「似ているんです。2人のポジション、性格も。そして……」