第11章 光と光
火神が青峰の挑発を受け、試合をした
試合を始めてから、何分が経っただろうか
「話になんねーな。オマエ、本当に緑間に勝ったのか?」
汗だくになっている火神対し、青峰は汗1つかいていない
「テメェ…!!」
「あーそうか。テツがいるのか。だとしたら、不憫だぜ。全く」
青峰は汗所か、息切れもしていない
「…………」
舞花はその試合を見ていた
否、黙って見る事しか出来なかった
「アイツは影だ。影は光が強いほど濃くなる。つまり、輝き次第で、アイツは強くも弱くもなる」
そう言った瞬間、
「オマエの光は、淡すぎる」
青峰は火神を抜いた―――……