第11章 光と光
「今週一杯は、休養にあてる事!明日土曜日は、来なくて良いわ」
明日も練習があるが、先程みたいに練習されられたら、困る為、火神は欠席させた
「あと日向君!あとでメール回すけど、明日ウチ、休館になったから、何時ものヤツ、時間延ばすわよっ」
「う゛っ!」
カントク、相田リコの家は、誠凛高校から徒歩10分の所にあるスポーツジム
そこで行うのは、誠凛バスケ部の名物である"プール練"
体の出来ていない高校生には、ケガの恐れがあるトレーニング設備を使わせられない
逆に水中は、浮力があるので、体を痛めにくい
その代わり、抵抗も同時に大きいので、超キツい
「あの、カントク」
舞花はカントクに、話しかける
「明日の練習なんですけど、午前中大事な用があるので、どうしても午後練しか来れないのですが…」
「え、そうなの?」
カントクは、うーんと悩んだが大事な用なら、仕方ないと許可した
「分かった!舞花ちゃんは、明日1時から此処ね」
「はい、分かりました」
そして、その日の練習は終了した