第10章 3秒の勝敗と雨の電話
高尾と別れて、しばらく
「うわー、結構降ってるなぁ」
辺りを捜しているが、なかなか緑間が見当たらずにいた舞花
中は捜せる所は捜したので、もしかしたら、外いるのではと思い、外に出て来た
「分かっているのか?つまり、決勝リーグで、黒子と戦うと言う事なのだよ」
何処からか、声が聞こえた
声のする方を見ると、緑間が誰かと電話している所だった
舞花には、誰が相手なのか、分かっていた
少しの間、待っていると、電話は終わったらしく、携帯を切っていた
「今の電話、青から?」
舞花は、緑間に声をかける
「ああ、そうだ。お前は、どうして此処に」
緑間は、舞花が此処にいる理由が分からなかった