第10章 3秒の勝敗と雨の電話
残り1秒
「(く…、黒子ォ~~~~~!!!!)」
緑間のボールは、黒子に、弾かれた
残り……
「試合、終了―――――!!!」
82対81
誰しもが驚き、歓声が上がる
それもそのハズ、
何故なら、3大王者の2校
特に『キセキの世代』のいる王者――秀徳に勝ったのは、新設2年目の高校だからだ
「行こうぜ…、整列」
高尾は緑間に、声をかける
「たまには、おは朝も外すって!」
「うるさい、黙れ」
《82対81で、誠凛高校の勝ち!!》
「「「ありがとうございました!!!」」」
これにて、誠凛と秀徳の戦い
予選トーナメント終了