第10章 3秒の勝敗と雨の電話
緑間のシュートに、誠凛は驚愕する
そんな時、火神は
「ああああ!!!」
跳べる力も、限界だったハズなのに、必死なり、跳んだ
キュッ…
「…!!?」
火神が跳んだのを確認した緑間は、瞬時にしゃがんだ
火神が限界を超えたジャンプをする事は、緑間は予想していたのだ
「(残り数秒で、フェイク!?どんな心臓してやがる)」
緑間がシュートを放とうとする
誰もが、秀徳の勝利を確信した
「ボクも信じてました。火神君なら跳べると、そして」
しかし、火神が跳び、
「それを信じた緑間君が、一度ボールを下げると」
緑間がフェイクし、再びシュートをしようと予知していた男が1人