第9章 新披露技と雨と旧友
《第4Q、最初のシュートをひっぱたけ!!》
ドガッ!!
緑間が放つシュートを阻止する
「なっ…!?」
弾かれたボールは、伊月に渡り、そのままシュートを決める
点数は、10点差まで縮む
しかし、大切な2回の内、1回をこのタイミングで使って良いものなのか
だが、これはカントクの考えである
これからは、大切な1回を跳ぶまでの間は、普通のマークをするだけ
緑間に撃たれたら、止められない
しかし、緑間は無理をするシュートは打たない為、予想以上の火神のジャンプが、まだ来ると思わせれば、シュートの回数も減らせる
今のチームが出来る事は、秀徳の得点力を少しでも落とし、自分達がそれ以上に点をとる必要がある
そして、頼みの綱は黒子に託された