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【HQ】岩ちゃんが男前過ぎて今日も私は死にそうです

第1章 大胆な告白


「なんで永野が青城にいんだよ?」
「えっと、その、」


 どうしよう。なんて言おうか考えて無かった。


「い…岩ちゃんと友達になったから、あ…会いに来た!」
「…おう。」


 少し照れくさそうにして頭をかく岩ちゃん。つられて私も赤くなった。それを見てニンマリとした笑みを浮かべる三人。…完全に面白がってる。


「岩ちゃんは、部活中…?」
「嗚呼。バレー部なんだ。」
「今からロードワーク…とか?」
「いや、ちげーけど…。」


 バレー部って体育館で部活するもんだよね?なら、なんでわざわざ校門に?その疑問は岩ちゃんの返答によってすぐに解決した。


「条善寺の女子が校門にいるって聞いたから、もしかしてって思って見に来た。永野が会いに来てくれたんじゃねえかって思ってちょっと期待した。そしたら本当に永野が居て…嬉しかった。」


 再び顔を赤く染めそう言った岩ちゃんに思わず胸がキュンとなった。なんだこれ。岩ちゃんのそんな表情を見て、思わず可愛いと思ってしまった私はおかしいのかもしれない。だって、男の子相手に、しかも、こんな男前相手に可愛いはおかしいでしょ。


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