【HQ】岩ちゃんが男前過ぎて今日も私は死にそうです
第2章 女の子
そして、マッキーと連絡がつかないまま、ちーちゃんとみのりんが帰って来た。
「あれ?マッキーは?」
「連絡つかないんだよね。」
「電話した?」
「うん。」
みのりんも自分の携帯でマッキーに電話をかけるけど、やっぱりマッキーは電話に出なかった。
「ちょっと私探してくる!」
「私、あっち側見てくるから、郁そっち側お願い!ちーはここで待ってて!マッキー出てくるかもしんないし!」
マッキーの名前を呼びながら体育館の中を走るが一向に見つかる気配が見えない。マッキー、身長高いし、すぐに見つかると思ったんだけどな。そう思いながら一度体育館の外に出てマッキーを探した。
「………てよ!」
「何、………よ!」
マッキーの声が聞こえたような気がして、その方角へと走った。