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【HQ】岩ちゃんが男前過ぎて今日も私は死にそうです

第1章 大胆な告白


「好きだ!」
「私もよ!」
「だから!私、そんな事言ってないってば!」


 昨日あった出来事にちーちゃんは脚色を加え、面白おかしく、一人寸劇をしていた。それを見て、郁やるー!っと他の二人も騒ぎ立てる。ああもうやだ。なんで昨日、ちーちゃんと一緒にいたんだろう。なんて思うも、家が近所で、幼馴染みなのだから仕方が無い。一緒にいない事の方が珍しい位常に一緒にいるのだから。


「で、ちー。相手の男はどんな奴よ。」
「それがですね、奥さん。これがまた随分と男前なんですよ。」
「あらやだわ。郁ってばいつの間にそんないい男たらし込んでたのかしら!?」
「もう!皆やめてよ!」


 私の言葉は完全に無視され、その話題が終わる事は無かった。


「そんでさ、その男の子の友達もその子とはまた別のタイプのイケメンでさ、郁、その友達見て王子様って言ったのよ!あれは笑ったわ!仮にも告白してきた男の前でその友達に王子様って…!あー!腹痛い!」


 机をバンバン叩き乍大声を上げて笑うちーちゃん。その話を聞いて、みのりん、マッキーも大声を上げて笑う。


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