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【HQ】岩ちゃんが男前過ぎて今日も私は死にそうです

第1章 大胆な告白


「おっはよー。」
「おはよー。」
「ねえ、郁、ちー。あんたらどうせ今日も暇でしょ?放課後、徹たちとカラオケ行こうよ!」
「徹…?誰それ。」


 みのりんの口から出た聞きなれない名前に疑問符を浮かべた。


「及川徹!」
「ああー。」


 いつの間にか及川くんの事を呼び捨てで呼ぶ仲になったらしいみのりん。この三日間でそれだけ進展があったなんて、流石と言うか何と言うか。


「月曜日は部活オフなんだって。岩ちゃんとあと二人、青城のバレー部の人来るらしいけど、行くでしょ!?」
「あー私パス。」
「え!?なんで!?岩ちゃん来るのになんで郁が来ないのよ!?」
「放課後バスケ部の練習試合の助っ人。」
「また!?」
「だからまた今度皆で遊ぼうって伝えてて。」


 新しい友達、それも他校の男子。そりゃあ、一緒に遊んだら楽しいだろうなとは思うけど、バスケ好きだし、みゆみゆとの約束が先だったし。放課後楽しみだな、なんて思っていたら、またみのりんとマッキーが及川くんの事で揉めだしたので、慌てて仲裁に入った。普段は仲良いのに、男の子の好みが正反対なみのりんとマッキーはこの手の話題になるとすぐ言い合いになるんだもんな。


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