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【HQ】岩ちゃんが男前過ぎて今日も私は死にそうです

第1章 大胆な告白


「で、金曜日岩ちゃんから連絡あった?」


 ニヤニヤしながらそう尋ねてくるちーちゃん。


「うん。あったよー。」
「告られた?」
「無い無い。岩ちゃんは友達だよ。」


 確かに、好きだと言われたが、その後に続いた言葉は友達になって欲しいというもので、よくよく考えてみれば、好きにはラブとライクの二つの意味がある。多分、岩ちゃんが私に向けた好きはライクの方。私みたいな女友達が欲しかったんだと思う。だって、ラブの方の好きだったら、なんか、こう、少女漫画みたいな展開になるでしょ?岩ちゃんから初めて連絡が来た日だって、よろしくねのスタンプの返事はおやすみっていう目つきの悪い犬のスタンプだったし。その犬のスタンプがまた岩ちゃんのイメージにピッタリで笑っちゃったな。それでメッセージのやり取りは終わったし、それ以降特に連絡があった訳じゃない。こうやってメッセージアプリでやり取りをするような親しい男友達がいなかったから新鮮だと感じるけど、そこに特別何かある訳じゃ無い。


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