【HQ】岩ちゃんが男前過ぎて今日も私は死にそうです
第1章 大胆な告白
「てか、岩ちゃん。自分の名前入れるの忘れてるよ。」
まあ、岩ちゃんからの連絡だってのは分かったけど。これの返信に名前教えてなんて書くのも今更かな?ああ、なんでだろう。なんか、岩ちゃんの事知りたいな。友達になったんだから相手の事を知りたいと思うのは普通だよね。なんて思っていたら再び携帯が鳴った。
『悪い!名前入れ忘れてた!岩泉!』
タイミング良く付け加えられた言葉に思わず笑みが零れた。岩泉。だから、岩ちゃんか。納得。また一つ岩ちゃんの事を知れた。
岩ちゃん。バレー部で、名前は岩泉。
岩ちゃんのメッセージによろしくねと記されたお気に入りスタンプを押した。
「郁!いつまで寝てんの!?そろそろ夕食食べなさーい!いらないなら片付けちゃうわよ!?」
「はーい。今行くー!」