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【HQ】岩ちゃんが男前過ぎて今日も私は死にそうです

第1章 大胆な告白


「郁ちゃんの友達?もしかして俺に会いに来てくれたの?」
「そう!青城の王子様がどんなもんか見に来たんだけど、本当に王子様みたい!目、大きいし、睫毛長いし、髪の毛綺麗だし、芸能人みたい!」


 興奮気味に喋るみのりん。みのりんがイケメン好きなのは周知の事実ではあったが、こんなにもテンションの上がったみのりんは初めて見た。


「及川くん!連絡先教えて!」


 みのりんはブレザーのポケットからサッと携帯を取り出した。及川くんはみのりんの申出に隣にいる岩ちゃんを横目で確認していた。今部活中で携帯持ってないからと最もらしい事を言うと、みのりんは鞄から油性ペンを取り出し、及川くんの手に、自身の連絡先を書いた。


「部活終わったら連絡頂戴。私、井口みのり。皆からみのりんって呼ばれてるから、及川くんもそう呼んで。」
「うん、分かった。」


 みのりんのこういう積極的な所、本当尊敬する。


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