第3章 僕だって君を守れるんだ【アルミン・アルレルト/甘】
その次の日から毎日のように私が朝に花壇の手入れをしているとアルミンがやってきてくれて、隣にしゃがんでくれた。
なんかアルミン、毎日悪夢にうなされているみたい。大丈夫かな。
『あの、さ………』
『うん?』
『………っ、な、なんでもない、』
そして最近こういう会話も増えた。会話?というかアルミンがはぐらかす、って感じ。なんなんだろ。
『なんなのよー、すごい気になっちゃうんだけど』
『ほ、本当に気にしないで』
『んー……わかった、』
アルミンはほっとため息を付いた。
でも、私は正直言って嬉しい。
毎日朝にアルミンとあえてその時間だけ独占している気分になれるからだ。アルミンの視線が私だけに向けられている。声も、表情も私に向けられてる。それがとてつもなく幸せだった。
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ある日。
昼に花壇の様子を見に行ったがみたものは……………