• テキストサイズ

短編集【進撃の巨人】

第2章 ぬいぐるみ【リヴァイ/甘々】




リヴァイside


ガヤガヤと音がすると思ったらガキどもとがいた。は俺とは昔よく会っていた。当の本人は忘れていたがな。ここで会ったとき、すぐにだと気づいたが、それと同時に昔より………いや、言わないでおこう。俺がこいつに夢中になるのにそう時間はかからなかった。

ガキどもはこいつに縫い物をしてもらっていたみたいだった。気に食わねぇ。

『おい』

振り返った新兵は敬礼をするがだけはしなかった。おい、一応上司だぞ

近くに行くと縫い物は男のものだった。くそ、腹が立つ。

の手を掴み部屋へと連行していく。

こいつの汚ぇ下着を見れたことは……まぁ災難だったが、他の男に媚を売るんじゃねぇとだけ言っておきたかった。


こいつは可愛い。………………クソ、言っちまった………まあ事実だが…………だから狙ってるガキどもは多い。噂でよく聞く。


ふと、ベッドの上にあるぬいぐるみに目がいった。


あの端にあるのは…………

確か俺が初めて会ったとき。………あいつは3歳くらいだったな。必死になって作っていたのを覚えていた。犬だと思っていたら猫だと言っていた。



…………まぁとりあえずこいつに忠告しておいたから大丈夫だろう。俺はそのまま部屋を出た。


/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp