第2章 ぬいぐるみ【リヴァイ/甘々】
『ほう…………』
『兵長、まさか』
『なんだ』
『ぬいぐるみが好きなんですか?』
兵長がぬいぐるみを見る目はどこかキラキラして楽しそう…………だった…………気のせいだろうか?
『お前……………俺を変な趣味に誘う気か?』
あからさまに嫌そうな顔をされる。
『あはは、冗談ですよ』
『………まぁいい。とりあえずお前は男子兵に媚を売りすぎだ。大概にしておくことだな』
そう言い放つと部屋から出ていこうとする。
『……あと…………お前の下着は子供すぎだ。もう16になるんだからもう少し大人っぽいのをつけたらどうなんだ』
くまさんのパンツも見られた…………!!!!!
兵長が部屋を出ていったあと、疑問に思った。
『あれ…………なんでここに来たんだろう』
部屋に入って紅茶を飲むということもなく、掃除をしに来たわけでもなさそうだった。
『もしかして…………兵長。』