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いつもの電車

第15章 14章 短い時間で。


梨雄Side


帰ってきてから風呂に入って部屋着に着替え、飯くって居間でテレビを見ている。



ここ最近帰ってきてからも澪のことが頭から離れない。



テレビをぼーっとしながら見ていると母から言葉がかけられた。

「あんた最近新しい彼女でもできた?」


突然の言葉に「あ゛!?は!?なんでそのこと」といってしまう。


「その様子、長続きしそうね。もうすぐバレンタインなんだし、花でも贈っておきなさい。」

そう母はいった。


俺は「なんで男の俺から贈るんだよ」というと
「知らないの?今の時代男から贈るものよ。ま、たまには花言葉とか真面目に調べてみなさい。」そういって母はさっていった。



俺は自室に行き、花言葉を調べはじめた。


バラはバラでも本数によって意味合いが違ったり、種類は様々だ。



一つ一つの花に意味があって、奥深いなと思いながら見ていると俺はいつのまにか寝てしまっていた。



気付けば朝。



そこでケータイは振動しながら着メロを流している。



電話だろう。



誰かと思い画面を見るとそこには誠の名前があった。
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