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3Z(2)
第3章 3
俺は再び横になった
今度こそ朱音が離れていってしまったような気がした
だが全て俺が悪い
俺がアイツから朱音を護りきる自信があれば
松陽先生を護れる自信があれば
「クククッ…俺も女々しいなァ」
自嘲気味に笑った声は
ムカつくくらい晴れ渡った空に消えていった
すると校門の方から凄まじい殺気を感じる
これは…
慌てて校門の方を見るとピンクサーモン色の頭をした神威がいた
あの殺気は神威のモノ
だけどあれは…
そこには朱音もいた
→
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