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第3章 3



俺は再び横になった

今度こそ朱音が離れていってしまったような気がした

だが全て俺が悪い

俺がアイツから朱音を護りきる自信があれば

松陽先生を護れる自信があれば

「クククッ…俺も女々しいなァ」

自嘲気味に笑った声は

ムカつくくらい晴れ渡った空に消えていった

すると校門の方から凄まじい殺気を感じる

これは…

慌てて校門の方を見るとピンクサーモン色の頭をした神威がいた

あの殺気は神威のモノ

だけどあれは…

そこには朱音もいた






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