• テキストサイズ

恋歌 《気象系BL》

第28章 forever


《翔side》

気持ち良すぎてどうにかなりそう…

「…くっ!しょ、ぉ…締めすぎだっ、て…」

智さんがそう言うけど自分でもどうしたらいいのかわからない…
智さんに押し倒され、より大きな動きでナカを擦られると快感の波が押し寄せてきた。

「うっ!」

智さんの短いうめき声が聞こえると身体を震わせた。
『あ…温かい…』身体の奥に感じる熱…これって智さんの…そう思ったらナカがぎゅうっと締まり智さんのあとを追うように達してしまった。

智さんの吐き出した熱を直接ナカに感じたのは2回目だけど、前の時はお風呂の中だったからお湯の熱さと混ざってよくわからなかった。
でも、今は智さんの熱だけを感じられて…それが凄く幸せに思えた。

智さんに抱き上げられお風呂場に向かった。浴室に入ると智さんの脚の上に向かい合わせで座らされる。

「俺の首にしがみついてろ」

言われるがままにしていると、ナカに指を入れられ智さんの熱を掻き出されてしまった。

「ふっ、うっ…」

感じている場合じゃないのはわかっているんだけど、身体にはまだ余韻が残っていてちょっとの刺激で声が漏れてしまう。

「はい、終了…次は身体洗ってやるから…」

そのままの姿勢で智さんはボディーソープを手に取ると泡立てて俺の身体を優しく洗ってくれた。俺もお返しに智さんの身体を洗い、シャワーで泡を流すとふたりで湯船に浸かった。

後ろから俺を抱きしめる智さん…俺は身体を預けるように智さんにもたれ掛かった。

「なぁ、翔…」

気持ちよくてウトウトしはじまった俺の耳元で智さんの優しい声が響く…

「…ふぁい…」

「ははっ…眠そうだな、翔?」

「ん、ちょ、っと…」

「そろそろ出るか…」

「な、にか、話が、ある、んじゃ…」

「ん…いいや、今度で…」

「でも…」

「大丈夫だから…来週の土曜日、予定だけ空けといて?」

「…はい」

智さんの話は気になったけど、急がないみたいだからいいのかな…
/ 760ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp