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恋歌 《気象系BL》

第20章 What is your dream ? #3


《Masaki's time》

中学の部活を引退して、さて高校受験となったはいいが、はて?俺はどこの高校を受ければいいんだろう?

将来の夢は特にない…俺のもっとうは『常に楽しく生きること』。
『楽しく』って言ったって適当に遊んでいれば良いってことじゃなくて、何かに夢中になれれば良いってこと。

今までは野球を頑張ってきたけど、ずっと野球を続けるつもりはない。
また新たな楽しみを見つけたいんだけど、今はとにかく受験が最優先。

どうしよっかなぁ、って悩んだ俺は中学の時、生徒会で世話になった翔ちゃんに相談することにした。

LINEでのやり取りだったけど、翔ちゃんは俺の悩みを一緒に考えてくれて

『やりたいことが見つかってないなら今出来るベストを尽くせばいいんじゃない?
後からやりたいことが見つかったとき色々学んでおけばそっちへの進路変更が楽になると思うよ?』

そうアドバイスしてくれた。
単純な俺はがむしゃらに受験勉強をした…結果、担任の先生が驚くほど成績が上がり、気がつけば翔ちゃんと同じ高校に進めるだけの点数を取れるようになっていた。

『ベストを尽くす』その言葉に導かれ俺は翔ちゃんと同じ高校を受験し合格した。

翔ちゃんに合格を報せたとき翔ちゃんは凄く喜んでくれて、是非自分の入ってる同好会に入らないか?って誘ってくれた。

特にやりたい部活がある訳じゃなかったし、翔ちゃんと一緒なら楽しいかな?くらいの気持ちでその時は『入学したら見学に行くよ。』って答えたんだ。
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