• テキストサイズ

恋歌 《気象系BL》

第19章 What is your dream ? #2


「正式な手続きは俺がやっとくね?
顧問の先生もついてくれると思うけど、たぶん兼任とかになるから殆ど名前だけの存在になるかな…
でも振り付けは智くんがしてくれるし音楽は俺が探して智くんに聴いて貰うからみんなは智くんにダンスレッスン受けるだけで大丈夫だからね」

「うん、わかった…ねぇ大ちゃん、早速踊り教えてくれない?
せっかくだから少し踊ってみたい」

「おう、いいぞ…えと、そっちのふたり…名前なんだっけ?」

大野さんが俺とカズの方を見た。

「ニノと松潤だよ」

「ニノ?松潤?変な名前だな…」

「ははっ!違うってあだ名だよ本名は二宮和也と松本潤…大ちゃんって面白いねぇ」

先輩を面白い扱いして大丈夫なのか?
なんて思ってたけど大野さんも翔さんも何も言わないから大丈夫らしい。

「あ、そう言うこと…ならニノと松潤もやる?」

「はい、よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

「じゃあやるか…手がぶつからない程度に広がって」

大野さんのダンスレッスンが始まった。
はじめは基本の動きを教えて貰い、そのあと少し振りを教えて貰って曲に合わせて踊ったけど、超楽しい!

音楽に合わせて体動かすってこんなに楽しい物だったんだ。

「スゲェな、みんな筋がいい…」

一通り踊り終わると大野さんが驚いた。翔さんもニコニコと嬉しそう。

「雅紀ありがと、いい人材見つけてくれて」

「でしょ?俺凄いでしょ?このふたりなら出来ると思ったんだよ」

ほんとかよ?調子がいい奴、と思ったけど雅紀が声掛けてくれなかったらダンスと出会えなかったし、まぁいいか。 


Continue…
/ 760ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp