第17章 メガネの向こう側
「はぁ…はぁ…」
俺の下で乱れた呼吸を繰り返す妖艶な翔さん…
大きく深呼吸を繰り返す翔さんの上下に、動く胸にそっと触れた…
「あっ!」
大きく身体が跳ねたのと同時に、翔さんのナカもギュッと締まった。
「あぅ…」
締め付けられて思わず声があがる…
そしてまた、反応してしまった俺の中心。
「あ…さ、とし…また、元気に、な、た…」
まだ途切れ途切れの息で、翔さんが可笑しそうに笑った。
「だって翔さんが締めるから」
「だって…智が、触るから…」
「だって翔さんエロいんだもん」
「なにそれ?俺、エロくないし…」
「エロいよ…こんな綺麗な顔して、しかもこんな気持ちいい身体してんだもん」
翔さんの頬に手を添えた。
「それ、誉め言葉?」
翔さんが上目使いに俺を見る。
「もちろん!」
「ならいいか…智が、男でもいけるってわかったし」
「『男』がいけるんじゃなくて、相手が『翔さん』だからだかんね?
たぶん翔さん以外の野郎は無理だよ」
「ほんとかなぁ…」
「ほんとだって。信じてよ」
「ん、わかった、信じる。
で?どうする?また元気になった『智くん』は?」
「あ~、えっと…出来るならもう一度シタい…かな…」
申し訳無さそうにそう言うと、翔さんはクスッと笑ったあと、誘うような微笑みを見せた。
「いいよ…シよ?」
ほら、やっぱり翔さんエロいじゃん…
「それでじゃあ、お言葉に甘えて…」
俺は抽挿を開始した。