第17章 メガネの向こう側

「なんで隠すの？」

勃ち上がった翔さんの中心を握り擦った。

「あっ、ん…だ、から…は、ずかし…だっ、てば…」

顔を真っ赤にして横を向く。

「翔さん、可愛いね」

「また…そ、やって、バカに、する…」

「バカになんてしてないよ…ほんとに可愛くて綺麗…」

擦るスピードを上げると翔さんの腰が浮いてくる。

「あっ、あぁっ！…さ、としっ、やぁっ…」

「イク瞬間の翔さんは、もっと綺麗なんだろうね…」

翔さんの手が俺の腕を掴かみ、首を横に振る。

「もぉ…ダメっ！」

「うん…いいよ、イって？」

「あぁっ！」

翔さんの身体は硬直し、ビクビクっと震えながら熱を吐き出した。その艶かしい表情に魅入ってしまう。

「はぁ、はぁ……さとし…」

翔さんの呼ぶ声で我に返り、俺に向かって伸ばしてきた手を握った。

「翔さん、すっげぇ綺麗だった…」

額にチュッとキスを落とした後、翔さんの顔を見詰めた。
ぽやんとした表情のまま、俺を見つめ返す翔さん。
ひとつ大きく息を吐いたと思ったら、恥ずかしそうに視線を伏せる。

「智も…服、脱いで？」

「えっ⁉︎あ…え、と…いいの？」

そう言った俺に向かって、翔さんはクスッと笑った。

「こんなにしといて何言ってるの？」

翔さんは上体を起こすと、手を伸ばしズボンの上から俺の中心に触れた。
それだけでズクンと大きさが増した俺の中心。

「あ、うん…そうだね…我慢出来ないや…」

俺は翔さんの脚の間から退いて、全ての衣類を脱ぎ去った。